学校創立55周年記念「アンニョンフェスタ2016」が盛大に催されました。天候も大変良く朝から保護者を始めたくさんの来場者で賑わいました。2時間の公開授業では高学年以上でICTを活用した授業が行われ参観者の注目を集めました。タブレット端末とモニターを用いて教師と生徒が情報・知識を共有しながら学ぶ姿を通して民族教育での新たな学びのスタイルに対する理解を深めてもらいました。

授業終了後、運動場でいよいよ「アンニョンフェスタ」のイベントが開始。記念式典では校長の記念報告、共同実行委員長であるアボジ会会長の挨拶、来賓の祝賀と連帯の挨拶がありました。報告と挨拶を通して70年の民族教育、55年のハッキョの歴史を振り返りながらあらゆる困難を克服しながらウリハッキョを守り抜いてきたことへの自負を胸にこれからも皆で力を合わせ民族教育とウリハッキョを守り発展させて行こうと決意を新たにしました。記念公演では全校生徒の校歌合唱、朝鮮舞踊、コーラス、吹奏楽演奏、園児たちのリズム体操が披露され会場から大きな拍手が湧きました。朝・日友好の舞台では埼玉合唱団と初級部5、6年生の合唱が披露され美しい歌声に魅了されました。朝鮮歌舞団の公演が行われ会場の雰囲気が一層盛り上がりました。

オモニ会と朝青5つの支部、中3の売店では食欲を誘うコリアンフーズを始め多彩なB級グルメが提供され参加者一同満足げでした。青商会のゲームコーナーとユチバンの施設では子どもたちが思いっきり遊び楽しみました。

午後2時からはアボジ会の企画「サイタマオリンピック55」と題して同胞と生徒が参加する競技が行われました。支部・分会対抗でビールケース2個に何人が乗れるかを競い知恵と技を競いました。優勝には12名乗りに見事成功した大宮東分会が輝きました。「フリフリ万歩計」競技では高学年の担任と生徒が頭と体をフル回転させながら歩数を競いました。会場内大爆笑でした! 園児・学生抽選会が行われ当選者にお気に入りの賞品が手渡され、当選者以外の生徒たちにも全員副賞のヤクルトが振舞われました。学年対抗のオモニ競技が行われ熱戦が繰り広げられました。

最後は大抽選会! 今回2000枚を越す抽選券が購入される中ドキドキ・ハラハラの抽選が行われました。特賞は55周年に因んで「4Kモデルの55型超高級テレビ」。当選に輝いた保護者の顔にも満面の笑みが溢れました。フィナーレを飾る歌舞団の朝鮮民謡連曲に合わせ会場内を生徒と同胞たちが手を繋ぎ練り歩きながら踊りました!

今年も日朝友好連帯埼玉県民会議比企支部と東部支部同胞が現地栽培の新鮮野菜を販売し売上金をハッキョに寄付してくれました。

学校創立を祝い来場され会場を埋め尽くされた参加者の皆様に心から感謝申し上げます。また、フェスタに協賛してくださった方々と実行委員会・事務局を務めフェスタ成功に寄与された関係者全ての方に感謝いたします!皆様のご声援、ご協力に応えるべく埼玉ハッキョは民族教育発展のためより一層邁進していきます! 今後ともよろしくお願いします。